小児・女性の症状

陣痛促進×鍼灸

「無事に産まれました!」

嬉しいお知らせが届きました。

2日前にCさんご夫婦が来院されました。

「出産予定日を過ぎているのに、陣痛が来ません。明後日の受診で、陣痛促進剤投与予定で、それでもだめなら帝王切開と言われています」との事でした。

出産予定日は、「妊娠40週0日」とされています。数日過ぎるくらいなら全く問題がありませんが、42週を過ぎると「過期産」と言われ、母子に危険が及ぶリスクが高くなるので、陣痛促進剤投与や、帝王切開となるケースが多いようです。

Cさんの場合は、2週間前から、何度も微陣痛がありましたが、陣痛が続かず、消えてしまっていたようです。

お話を伺うと、今回は第2子の出産なのですが、1人目の時の出産時の痛みが怖くて、トラウマとなっているようでした。そのため、今回の出産にあたっても、予定日が近づくにつれ、恐怖心が増し、そういった気持ちも陣痛に影響を与えていると考えました。

出産は、「お母さんが頑張って産む」といったイメージがありますが、実は、赤ちゃんが自分のタイミングで「オキシトシン」というホルモンを出し、陣痛が始まります。お母さんが準備をして待ち、赤ちゃんがスイッチを押して、出産が始まるのです。

お母さんが不安な気持ちが大きいと、なかなか赤ちゃんもその気になってくれず、お産が進みません。

当院では、このようなお話をさせて頂き、お母さんの心構えと、不安を払しょくする呼吸法やマインドフルネスといった技法をお伝えし、オキシトシンの出やすい軽い刺激で心地のよい「鍼」や「お灸」を行います。施術中は大概、赤ちゃんの大きな胎動があったりして驚かれますが、お母さんがリラックスできた証拠でもあります。

陣痛が始まった時の、足湯や皮膚の軽擦などの方法をお伝えして施術を終えました。

そして、翌日の嬉しい報告でした。

ちょうど満月が近かったので、お月さまの力も借りれたのでしょうね。

自然な出産のお手伝いができて良かったです。

当院では、出産前の腰痛、つわり、逆子、不調、産後の腱鞘炎、体の痛み、お乳の出が悪いなど、様々な愁訴に対応しています。お気軽にご相談ください。

 

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