先日開催された、東洋療法学校協会主催の、臨床実習指導者講習会の修了書が届きました。この講習会は、鍼灸学生さんの外部実習受け入れ先として必須の講習会で、修了書をもって、一鍼灸院も実習生を受け入れが可能な施設となりました。しかし、いろいろ学ばせてもらうと、鍼灸院の設備や自分自身の資質が、まだ人を受け入れるのには足りていない…
全日本鍼灸学会の認定鍼灸師更新が完了しました。 5年に1度の更新ですが、これで3度目となります。 認定鍼灸師とは、全日本鍼灸学会が認定する鍼灸師で、鍼灸臨床で一般に遭遇する疾患・症状に適切に対応できる、基本的かつ標準的な知識・技能・態度を修得する。加えて、以下の要件を満たすものとされています。 療面接が実践できる。 鍼…
美杉町杣の森で、医療関係者を対象とした鹿の解剖実習を開催しました。 この企画は、生きた鹿を捌き、自分たちの手で解剖、観察し、その経験を臨床に活かそうという医療関係者向けの研修会です。 僕たちは、学校で人体解剖を経験しますが、自由に切ったりする事が難しく、ホルマリン定着した組織は生体とは違ったものです。 父が猟師をしてい…
第18回日本鍼灸師会全国大会in近畿が、大阪府泉佐野市で開催されました。 今回は、わが街、はりきゅうのある暮らしとして、様々な演題が用意されていました。 公開シンポジウムでは、泉大津市、南出市長が、「東洋医学が根付く街」として、未病予防策先進都市への取り組みとして行っている、東洋医学を含めた様々なプログラム、取り組みを…
鍼灸治療は免疫機能を高めるというのは周知の事実ですが、週末に開催された学会での発表が印象的でした。 宝塚医療大学の中村辰三教授が講演の中で、開発した電子温灸器(N灸)を使用して、4穴のつぼに週2回で2週間施灸をしたところ、 白血球数23% 好中球数39% リンパ球5% 増加したという研究結果を発表されていました。 この…
鍼灸というと、鍼やモグサを使って職人が手仕事で東洋医学思想に基づいて治療を行う、古風なイメージが定着していますが、実は最先端の研究も行われています。 神戸三宮で行われた全日本鍼灸学会に参加をし、講演を聴講してきました。様々な演題がある中で、特に今回心に残ったのが「再生医学と鍼灸」神経、骨、靭帯、筋肉、血管について、鍼が…
今日は研修会トリプルブッキングのわくわくな一日でした。 現代医療鍼灸臨床研究会主催の鍼通電療法 日本ファシア療法協会の臨床研究発表会 日本臨床リカレント教育センター主催のエコーを活かした運動器疾患に対する治療戦略 すべてオンデマンドも用意されている嬉しい内容でした。 今回は、エコー研修会に参加し、「腱板損傷」をテーマに…
12月4日、5日は名古屋のウインク愛知で全国大会に参加をしてきました。 昨年から、運営の方も少しお手伝いをする機会をいただき、今回は、カメラマンと会場内の補助で入らせていただきました。 久々に会う皆さんには、名刺代わりに名張名物の「かたやき」に鍼灸院のロゴを仕込んで渡しました。これが大好評、地元PRにもなり良かったです…
昨日の研修会テーマは「鍼灸治療のエビデンス」 昭和大学医学部生理学生体制御学部門教授の砂川正隆先生の講義でした。 「鍼灸はエビデンスが少ない」とよく言われますが、実はかなりたくさんの論文が出ており、近年質の高い研究が増えています。 そういった研究を行っているお一人が砂川先生で、私も随分前からお話を伺うのを楽しみにしてい…
JIMTEF(国際医療技術財団)が主催する医療関係者を対象とした災害医療研修会を受講しました。 国際医療技術財団(JIMTEF)は、保健医療分野の課題の解決に必要不可欠な医療技術の振興、医療技術者の育成及び医療サービスの改善に取り組んでいる国際協力NGOです。 この研修会は、市町村で開催する災害研修などとは一味違い、医…