研修会・学術資料

全日本鍼灸学会2022東京有明

全日本鍼灸学会2022東京有明

6月3~5日の会期で、全日本鍼灸学会学術大会が、東京有明医療大学にて開催されました。

鍼灸のエビデンス、叡智が集まるこの学術大会は、毎年楽しみに参加をしているのですが、コロナの影響で、今回が久しぶりのリアルでの開催となりました。

今回のテーマは「現代医療における鍼灸の役割」と題して、慢性痛、メンタル領域、産婦人科、医療連携、スポーツ鍼灸、老年期医療、美容…。

さまざまな分野の講演があり、そして、オンデマンドで後から聴講もできるので、非常にありがたい学会でした。

中でも、昨年参加させて頂いたオリンピック選手村での活動の報告があり、当時は知らなかったのですが、私たち鍼灸師を始め、医師やPTが所属するポリクリニックと、アスレチックトレーナー(AT)やストレングスコーチ(SC)との連携の話がありました。

医療側に立つ私たちと、コンディショニング、トレーニングの視点で選手を見る彼ら(AT,SC)とは、どうしても視点が違ってきます。

今までは、両者の連携は少なく、選手個人が自分で探して両方のお世話になっていた状況です。

今回のオリンピックでは、この連携を重視した活動を行っていて、色んなアプローチができたそうです。

この考え方に私は非常に共感ができました。

医療の専門家とトレーニングの専門家が、お互いの事を理解し、知識と経験を出し合って選手に関わる環境を地域においても作っていければ、選手たちにとっても、我々にとっても良い環境になると思います。

たまたま会場で、講師やファシリテーターの先生方と出会い、議論を深め、今後の協力を取り付ける事ができました。

これもリアル開催、対面だからこそできる事だと思います。

今回の学会では講義を聞く時間よりも、会場で色んな先生方と話し合う時間の方が多かったです。

講義はオンラインで聞けますが、目を見て触れてのリアルな情報交換は会場でしかできませんから。

頂いた沢山のアドバイスや、得た知見を整理し、今後に繋げていきたいと思います。

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