来院の2年前からカラダの違和感を覚え、「関節リウマチ」と診断を受けた42歳女性の症例です。
頂いた治療アンケートを転記します。
目次
来院前の症状についてご記入ください。
リウマチ系の関節炎により体中のあちらこちらを移動しながら痛みがあったが、来院したころは左足の甲が腫れ、歩行も困難であり、仕事にも不安があった。
当院に来院するまでに受けた治療、経過などをご記入ください。
2年前に左腕のだるさ、違和感から整骨院(他院)、整形外科を受診する。
はじめは、40肩という診断であったが、両腕、首の痛みも出てきて、その後背中、腰、肩など全身の痛みにより寝返りさえできなくなる。
MRIや血液検査を受けるが異常が見つからなかった。
手が握れなくなったり、足の腫れから大きな総合病院の膠原病科に受診し、関節炎と診断される。
ステロイド錠やリウマチの薬などを処方されるが思うように痛みが取れず不安があった。
当院に来院したきっかけ、鍼灸治療に対するイメージをご記入ください。
朝の情報番組で、歩けなかった犬が鍼灸治療で歩けるようになっている姿を見て、犬でも治るなら私も試してみようと思ったのがきっかけ。
針治療は以前もしたことがあったが、その時は鍼の良さがわからなかった。しかし、こちらのホームページを見て、先生に任せてみようと思いました。
治療を受けて症状の変化等をご記入ください。
病院と併用しての治療であるが、痛みが少しづつ減り。体も軽くなってきたように思う。
又、病院の治療ではあきらめていた左ひじの変形も治りつつある。
治療を受けての感想など、自由にご記入ください。
鍼灸院での治療だけでなく、家での食事、お灸、足湯など教えて頂き。生活改善の見直しにもなりました。
また、体が良くなってきている事を一緒に喜んでくださり前向きになれました。
いつもあたたかく癒される鍼灸院です。いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
Yさん(仮名)の来院当時は、肘、手首、指、足首、足の甲などに痛みや腫れ、関節拘縮があり、歩行も困難な状態でした。
保育士という仕事柄、子供を抱き上げたり、動き回る子供を追いかけたり、体を使う事が多い毎日ですが、痛みの為、満足に仕事ができなかったようです。
治療は、鍼治療により、体の緊張を解き、血流循環を良くする治療を行いながら、拘縮した関節のマニピュレーション(手技)を行いました。
また、家庭でのお灸の指導や、食事内容の改善等を行いながら、1〜2週間に一度の治療を続けました。
- 2診目:階段が普通に降りれるようになる。
- 3診目:小走りができた。
- 4診目:肘が少しづつ伸びてきた。
- 5診目:病院を受診し、血液検査の結果、数値が変わらない為点滴治療(レミケード)を勧められるが様子を見る。
- 7診目:正座ができた。
- 8診目:手足はほぼ気にならない。
- 9診目:炎症反応が下がっている(CRP2.6→0.9)
- 11診目:CRP0.4に下がる
-
CRP数値の基準値の範囲】
範囲
単位(mg/dl)
一般的な基準値の範囲
0.3以下
軽い炎症などが検討される範囲
0.4~0.9
中程度の炎症などが検討される範囲
1.0~2.0
中程度以上の炎症などが検討される範囲
2.0~15.0
重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲
15.0~20.0
11診目の時点で5ヶ月が経過しました。
今では時々足が突っ張ったりする程度で、特に痛みもなく元気に仕事に励んでいます。
肘もほぼ正常まで伸びるようになり喜んでおられるようです。
元気になると、治療も健康管理もさぼり勝ちに…。
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