ご縁があって、三重県の美容師組合から依頼を受けて講習会を行いました。

テーマは「いつまでも現役美容師であり続けるために今出来る事」

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私は毎月美容院に行き、髪の毛をカットして貰っています。

家族にも美容師がいますし、患者さんにも美容師さんは多く来院されています。

大抵の方が、腰や肩、腕の痛みを訴え、「夜眠れない」や「胃の不快感がある」と訴えます。原因は…

長時間の立ち仕事

不規則な生活・食事

ストレスフルな職場環境

そして、「姿勢の悪さ」があげられます。

美容師さんの動きを観察していると、カットやブローをするときは、片手にハサミやドライヤーを持ち、お客さんの背の高さに合わせて体をかがめ、長時間同じ姿勢で作業をします。

メイクでは覗きこむようにカラダをひねり、シャンプーでは、腰を曲げて作業します。

これが一日中、一年中続くのです。

スポーツの経験があり、基礎体力、体の使い方が身についている人は乗り切れるかもしれませんが、そうでない人にはきつい仕事かもしれません。

今回の講演会では、姿勢による

• 重心
• 関節負荷
• 自律神経
• 血管系
• 筋膜系

への影響と対処法の話と

• 呼吸法
• 足裏の使い方と重心のかけ方
• 肩甲骨の動かし方
• 体幹筋の使い方
• 立ち方・座り方
• 各種ストレッチ

のワークショップを行いました。

終了後には、参加者自身の外反母趾の対策や脊柱管狭窄症について、腱鞘炎の対策など、たくさんの質問を頂き、家庭でできる対処法をお伝えできました。

どこまで美容師のみなさんの現役生活延長のお役に立てたかはわかりませんが、今後もお話を頂けるようであれば積極的にお手伝いさせていただく予定です。