
今日の午後は、地元名張の高校にて姿勢の講義を行いました。
私はいつ、も街で見かける学生さんや当院に来院する子供たちの姿勢の悪さやカラダの使い方が下手な事が気になっていました。
診療の合間に話をしたり、街でも機会があれば話しかけたり(最初は変な目でみられますが…)していますが、中々まとまって系統立てて話が出来ないのが現状です。
今回は、たまたまご縁があって、90分の講義をさせて頂くことになりました。
どんな内容にしようか?随分考えました。
「姿勢が悪い!」「姿勢を正しなさい!」
と注意を受けている彼らに、
・姿勢が悪いとはどういう状態か?
・姿勢が悪いと自分にどんな不都合が起こるのか?
・姿勢が良くなるということはどれだけ有益なことか?
・なぜ姿勢が悪くなるのか?
・どうすれば姿勢が良くなるのか?
をはっきりと目に見える状態で伝えて、良い姿勢になりたくなる、そして生徒同士で良い姿勢を目指す気風を作る
ということを目標に講義を行いました。
講義の中で感じたのは、思ったよりも生徒の姿勢の崩れており、その影響を受けている子が多かった事です。
姿勢が関連するカラダの不調や精神状態、運動機能など20項目の質問をしたところ、当てはまらない子は1人もおらず、多かったのが、6~10個。それ以上の子も多数いたようです。
ちなみに僕は0個です(笑)。
「この症状が無くなると毎日楽しく暮らせますね」
と言うと、皆大きくうなずいていました。
生徒同士で行う姿勢分析や、姿勢改善エクササイズなども交えてのあっという間の90分。
最後にアンケートを書いて貰いました。
また機会があれば、どんどん外に出て行って普段診察室では出会えない人たちに、姿勢の大切さや、養生の話をしていきたいと思います。
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