はじめの一歩通信も今回で10回目。
伝える文章を書くという作業がまだまだ慣れず、いつも長い時間をかけて作成、編集をしています。
今回のテーマは「触れる」
私たち医療に関わる者にとって、「触れる」という行為は基本ともいえます。
今のように科学が発展していなかった時代の医療は
「手当て」
を重要視し、ロイヤルタッチ(国の王が病人の頭や患部に手を当てて治癒力を引き出す)のような宗教的な儀式から、マッサージや様々な手技療法が行われてきました。
科学の発展とともに、様々な検査機器が開発され、現代の病院では、
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
と訴えて受診をしても、医師は血液データーやMRI画像の検査結果を基に診断を行い、患部に触れることはおろか、患者の観察をすることもしない場合も多い様です。
こんな時代だからこそ、原始的ではありますが、「触れる」「手当て」の力を見直し、日常生活に活かしてみてはいかがでしょうか?
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