先週末、日本列島を襲った台風11号は各地で甚大な被害をもたらしました。
降り始めから1000mmを超す地域もあり、浸水などによる被害も大きかったようです。
その被災地の一つでもある京都府福知山市に、休日を利用して泥だしのボランティアに行ってきました。
今まで被災地は何度か訪れ、ボランティア活動を行ってきましたが、いずれも鍼灸治療を行うボランティアで、泥だしは今回が初めてでした。
朝の3時に起床、おにぎりを頬張りながら一路福知山へ。
仮眠を取りながら走り、3時間半で到着しました。
8時半からボランティア受付をし、ボランティア希望の方とマッチングをして頂きました。
今回、私に与えられた仕事はマンションの1室の泥だし作業。
市内中心部の綺麗なマンションですが、室内の50cm程の高さまで泥水が入ってきたようで、室内は泥だらけ、家財道具全て水に浸かったようでした。
土嚢袋に泥を詰め込み運び出す。
最小限の水をとデッキブラシで泥をこすり落とす。
雑巾で拭き上げる。
といった作業を10人のチームで行いました。
さすがはチームワークの日本人。
初めて顔を併せたメンバーで、誰が指示をするでもありませんでしたが、皆がテキパキと自分で役割を作って動き、効率よく作業を進めることが出来ました。
綺麗になった室内ですが、水に浸かったという影響はどのように出るのでしょうか?まだまだ復旧にむけた作業は続きそうです。
地球温暖化が進み、海面水温が高くなり、これからますます大型の台風が上陸する予想が出されています。
今回の福知山のように、昨日まで普通に暮らしていた自宅が浸水や流されるといった事はどこの地域でも起こりうる出来事です。
自分の住む伊賀や名張でこういった災害が起きた場合、自分はどういう行動を取るべきなのか?また、どういった備えが必要なのか?自問自答しながら帰路につきました。
余談ですが、ボランティアに参加される車両には、「災害災害ボランティア救助活動車両の無料措置」が適応されることがあるそうです。
http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/tanbagouu20140816/kousokumuryou.html
今後、ボランティア活動に参加される方は、事前に調べてから参加されてはいかがでしょうか?
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