私は日常の鍼灸院のお仕事以外にも、色んなお仕事や役割を頂いています。
その中のひとつに、三重県鍼灸師会の理事職があります。
三重県の鍼灸に携わる方たちが働きやすいようにサポートしたり、体外的な広報や折衝を行うのが主な役割です。
私はその中でも
- 青年委員長
- 広報・普及副委員長
の2つの役割で動いています。
青年委員のお仕事は、鍼灸師会の青年部(40才以下の会員)と共に事業を行ったり、全国の青年委員と親睦を深めるのが主な仕事です。
広報・普及委員のお仕事は、県内における様々な普及イベント(スポーツ・子育て・健康増進など)においてスタッフとして動いたり、広報誌・会報の編集・発行に携わっています。
先日、三重県鍼灸師会会報121号が無事発刊を終えました。
年2回発刊される会報誌。約60年、121回の重みを感じます。
今まで、読むだけの立場でいた時は、じっくりと読む事もなく、ぱらぱらめくってしまいこんでいました。
作る立場になってみるとたかだか20Pの冊子ですがこれまた大変!
原稿の構成を考えて、記事を依頼して、文字数や表現、誤字脱字の校正、記事の差し替えや広告の折衝など、約2ヶ月間は気が抜けない日々が続きます。
やっと終わった~と思うと次の会報誌の記事集めが始まります。
こんな事を先輩たちは60年間もやってきたんだな~。
色んな発行物が目の前を通り過ぎていくけど、全ての発行物がこういう過程を経て手元にあるのだな~。
と思うと見え方が変わってきます。
2018年時点では、大した意味を持たない会報121号かもしれませんが、50年後には貴重な資料になっているかもしれません。
その時の担当者や、目にして頂く方に
「当時の先輩たちは良い仕事してたんだなー」
と思ってもらえるよう、また、ぱちぱちとPCに向かいたいと思います。
診療途中でパソコンのキーボードを打つ音が気になる方もいるかもしれません。
決して遊んでるわけではなく(笑)、こういった事を日々やっているとご理解ください。
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