その他の症状

コロナ感染後の後遺症と鍼灸治療

コロナ感染後の後遺症と鍼灸治療

コロナ感染者は全国で10万人を超え、第8波に入ったとも言われています。

6波、7波とウイルスの弱毒化が進み、症状や後遺症も弱くなってきているようですが、まだまだ普通の風と比べると、影響は強い様です。

先日来院された30代の子育て中の女性の症例です。

2週間前に2人の子供が感染し、高熱が続く中、自身も感染し、相当辛かった様です。一時期は入院もし、点滴などの治療を受けていました。

退院、隔離期間が空け、日常生活に戻れるかと思いきや、強い倦怠感が常にあり、息苦しさ、動悸、両腕のだるさなどが強く、家事や育児の日常生活はまともにできず、気力、食欲低下で食べることも寝ることもままならない状態が続いていたそうです。

内科で処方された薬の服用を続けていましたが、このままどうなってしまうのだろうかと不安で、鍼を試してみたいと当院へ来院されました。

子供を夫に預け、何とか自分で来院されましたが、足元がおぼつかず、無気力な顔貌で、問診中座っているのも辛そうな様子でした。

血圧や酸素飽和度は問題ありませんでしたが、脈拍が90〜100と高く、不整脈も見られました。

整形外科的検査、神経的検査などで特に異常な反応はありませんでしたが、頸部前面や、胸椎周囲の緊張が強く、肩甲下部の強い圧痛がありました。

舌尖の赤みや下肢の冷えなども強く、腋窩の発汗、後頭部の鬱熱なども見られました。

新型コロナは、微小血管の血流障害による影響が強いとされています。

鍼灸治療では、椎骨周囲、後頸部、腋窩、腰臀部などへ刺鍼を行い、筋緊張緩和、自律神経安定などによる血流改善を目指しました。

特に上咽頭部への血流を意識した治療を行いました。

治療直後の感想としては

「呼吸が楽になりました」

との事でした。その日は、食事指導や生活指導を行い、5日後に再来院していただきました。

お顔を拝見してするとまるで別人のようにつやつやとした表情です。

「治療を受けた次の日から食事作りや洗濯など全て自分でできるようになりました。背中の奥の方の違和感は少しありますが、ほぼ元気です!命が助かった気分です!」

との事でした。

コロナ後遺症は様々な症状があり、苦しんでいる方も多いようです。

主にお薬で対応されている方が多いようですが、直接カラダへ刺激を行い、血流改善や緊張緩和が行える鍼灸治療も一つの方法として試してみてはいかがでしょうか?

全ての方へ今回のケースのような著効があるとは限りませんが、何らかの効果は感じていただけるのではないのかなと思っています。

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