研修会・学術資料

【活動報告】第1回 三重県臨床研究会を開催いたしました

【活動報告】第1回 三重県臨床研究会を開催いたしました

昨年より準備を進めてまいりました「第1回 三重県臨床研究会」の症例発表会を、無事に開催することができました。

研究会設立の想い:臨床と発信を結ぶ

本会は、日々の臨床現場で向き合っている症例を「症例報告」として言語化し、自ら発表することを目的として立ち上げたコミュニティです。

私自身、鍼灸師としてのキャリアの中で、多くの諸先輩方に温かく、時には厳しく育てていただきました。その過程で行ってきた「学会発表」などのアウトプットの経験は、単なる実績作りではなく、客観的に自分の臨床を見つめ直し、患者様への還元力を高めるための非常に重要なステップであったと確信しています。

この「臨床における大切な経験」を、経験のない方々にもぜひ肌で感じていただきたいと考え、今回の開催に至りました。

半年間にわたる伴走

発表会当日に向けて、この半年間は参加者の皆様と密なコミュニケーションを重ねてきました。

提出された症例を読み込み、共に抄録を推敲し、発表資料を作り上げるプロセスは、私にとっても新鮮な発見の連続であり、多くの学びをいただく時間となりました。

当日は初登壇の方も多く、緊張感の中にも「自分の臨床を伝えたい」という熱意が溢れる素晴らしい発表が続きました。質疑応答やその後の実技を通じた交流でも、現場ならではの深い意見交換が行われ、当初の目的であった「研鑽の場」としての役割を果たすことができたと感じております。

次なる一歩に向けて

終了後、参加者の皆様からは「自分の課題が明確になった」「次回も挑戦したい」といった非常に前向きな反応を数多くいただきました。

こうした肯定的な声を励みに、早くも「第2回」の開催に向けて構想を練り始めております。

最後になりますが、お忙しい中ご参加いただいた皆様、そして会の趣旨に賛同し支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

今後も三重県の鍼灸臨床の質を高め、地域医療に貢献できるよう、本活動を継続してまいります。


発表演題一覧

  • 術後に生じた神経障害性疼痛が疑われる患者への鍼灸治療の効果 矢谷 淑絵(はり灸治療院 リラステーション)

  • 五十肩(疼痛型から拘縮型へ移行期)の疼痛管理と運動療法 森田 輔(たすく治療院)

  • エコーガイド下鍼通電治療による上腕二頭筋長頭腱炎への一症例 瀧本 一(一鍼灸院)

  • 腰椎後弯を伴う坐骨神経様症状 山口 勲(やまぐち鍼灸院)

  • 帯状疱疹後遺症右三叉神経痛に対する鍼灸施術 水谷浩樹(水谷はり灸)

  • 個人・チームで使えるリーダーシップ 宮原 大輔(みやはら鍼灸整骨院)

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