家庭の医学

ごま油

最近、お気に入りの一品があります。

葉もの類・サラダにゴマ油をかけ、塩をふる・・・。 それのみの、ズボラなおかずです。

これがあっさりしていて美味しいんです!

山もりのサラダがあっという間に無くなってしまいます。 最近であったこのゴマ油。圧搾にこだわった良い品です。

「マルホン胡麻油」「九鬼産業」

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本来、「油」は野菜やお魚などと同じように、生ものです。

しかし、現在スーパーなどで並べられている食用油は、何カ月も陳列されても大丈夫な「安定した油」なのです。 それは製造法にあります。

上記の胡麻油のように、昔ながらの油の製造方法は、常温の状態で、圧力をかけて油をしぼりだす「低温圧搾」という製造方法です。 素材そのものの油を摘出できるのですが、効率も悪く、不純物も多いので酸化しやすく、扱いが難しいそうです。 それに比べて、スーパーで陳列されている精製油(いわゆるサラダ油など)は製造過程で、

・溶剤摘出・・・原材料に化学溶剤をかけて、脂肪分を溶かし出し、脱臭、精製、漂白などを行う。

・水素添加・・・酸化しやすい油に水素を添加し、商品の寿命を長くする。 などが行われています。 この大量生産の方法により、品質が劣化しない、安価な油が市場に出回る半面、その油は、必要な栄養素が取り除かれ、有害物質が含まれた油になっています。

もともと植物からできた食品である油が何カ月も持つ事自体が不自然ですよね。 もし、油を「食品」として認識し、選ぶ意識があるのであれば、「低温圧搾」や「未精製」というキーワードを頭の片隅に、ラベルを見て、購入されるといいのではないでしょうか?

ちなみにこのゴマ油も2週間ほどで風味が大きく変わり、ゴマの香ばしさは半減してしまいました。

 

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