コロナウイルスの影響で開催を心配されていた駅伝大会ですが、「衛生管理を徹底して開催する」ということで、無事に開催されました。
数チームの直前のキャンセルもあったようですが、皆さん楽しそうにタスキを繋いで走っておられました。
私たち、「スポーツ鍼灸セラピー三重」のメンバーも、手指消毒やマスク、ベッド消毒などに留意しながら無事に活動を終えることができました。
今回印象的だったのは、急性期の方への鍼治療が行えたこと。
普段の活動では、「治療行為とケア活動は違う」という考えで、痛みや症状への治療行為は行わず、簡単な処置や、アドバイスにとどめていました。
レース開始の数分前、ぎっくり腰の女の子が大会関係者に連れられてブースに来ました。
アップをしていたら急に痛くなったそうです。
レース開始まであと3分。迷いましたが、豪鍼を使いことにしました。
軽く検査をして、緊張している腰方形筋治療ポイントへ刺鍼。
鍼を刺したまま、軽く腰や足を動かしてもらい、抜鍼。
立ってもらうと「痛くない!」との事でした。
挨拶もそこそこに走っていってしまいました。
後でお礼にこられた時に「問題なく走れました。ありがとうございました」
とお礼をいってもらいました。
今後、私たちの活動は、フルマラソンや、とこわか大会など今までと少し変化をしていく予定です。
鍼灸ブースの在り方も、もっと自分たちの特異性を活かし、ランナーに、市民のみなさんにお役に立ち、鍼灸を強力に広めていく活動へと変化していきたいと思っています。
関係者と協議をし、作戦を練っていきたいと思います。
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