3年ぶりとなる淀川マラソンに救護スタッフとして参加をしてきました。
始発の大阪行き電車に乗ると、何人かジャージ姿の方が…。
ランナーの朝は早いです。
守口駅で降りてポータブルベッドをガラガラ引きながら会場に向かう道中は、7時代だというのに大渋滞。
会場では、飲食店、スポーツ用品など沢山のブースが並び、お祭り会場のようでした。
私は「グラストンテクニック・ジャパン」という特殊な器具を使用して筋膜や靭帯を整え、動きやすい体を作る治療法を提供する団体の一員として救護にあたりました。
グラストンテクニック
グラストンテクニックとは、使いすぎや緊張によって傷んだ筋膜・靭帯・腱などを専用の器具で皮膚の上から擦る事で整える治療方法です。
スポーツや仕事で使いすぎた筋肉、姿勢の乱れや緊張で固くなった筋肉。
筋肉を包む筋膜は、こういったストレスで固くなり、癒着を起こします。
癒着が起きた筋肉は可動域制限が起き、痛みや機能制限を引き起こします。
また、筋膜は全身を蜘蛛の巣のように張り巡らされたネットワークを持っていますので、2次的に他の部位の痛みや運動制限を引き起こす可能性があります。
グラストンテクニックは、こういった癒着を解き放ち、問題解決をする治療方法です。
今年も北は北海道から南は九州まで、全国から20名弱の治療家が集まり、朝8時から4時過ぎまで、途切れること無く治療を行いました。
- コンディショニングを整えたい
- ランニングによる腰、股関節、膝、足首、筋肉などの痛み
- 慢性的な腰痛、肩こり
- アキレス腱炎、足底筋膜炎
などなど、主に運動器疾患の症状が多かったです。
初めて治療を受ける方や、普段からマッサージや整体に行っている方など様々ですが、その場で治療効果がでるこういったテクニックを受けた事がある方は少なく、
- 「めちゃくちゃ楽です!」
- 「すごい!全然違う」
- 「ゴッドハンド!」
など、感動の声が私達のブースの中から常に聞こえていました。
私も、色んな先生の治療方法を見せて頂いて勉強になりましたし、モチベーションアップにも繋がりました。
寒風吹く中で一日中頑張ったクリニシャンの皆さん、ランナーの皆様、お疲れ様でした。
帰りの駅に向かう道中では、足を引きずった方を少なくても20名は追い抜いていきました。
中には、歩けなくて立ち往生されている方や、階段が降りれなくてお尻をつきながら一段づつ降りている人も数名…。
走る前、走った後、日頃のケアが大切です。
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