家庭の医学

冬至の習慣

冬至・・・。

一年で最も昼が短くて、夜が長い日です。

私達日本人は、昔から季節の節々で行事を行い、風習を作ってきました。

毎年、冬至といえば「ゆず風呂」に入ると半ば盲信的に行事を行ってきた私ですが、「冬至だから」と頂いたカボチャと小豆を機に調べてみました。

ゆず風呂

柚子=融通がきく 冬至=湯治の語呂合わせ。 旬の柚子をお風呂に入れて強い香の中で入浴することで、邪気払いをする。

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かぼちゃ

かぼちゃ=南瓜→運盛りのひとつ 陰(北)から陽(南)へ向かう事を意味する。 かぼちゃは、ビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や脳卒中の予防に効果があり、冬の栄養源として重宝することから。

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あずき粥

あずきの赤色は邪気を祓うとされ、翌日からの運気を呼び込む。

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いとこ煮

あずきとかぼちゃの煮物。 硬い食べ物をおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊き込むことから名づけられた。

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「ん」のつく食べ物

にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん等、「ん」のつく食べ物でしっかりと栄養をとって、冬を乗り切るゲン担ぎ。

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こういう風習や言い伝えは「だじゃれ」から来るものが多いのでしょうか?

しかし、こういう風習を意味を知っても、知らなくても続けるこの国の習慣が大好きです。 我が家でも、薬湯にはいり、「いとこ煮」を頂きました。

「一陽来福」 明日は、どんな良い事がやってくるのでしょうか(笑)。

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