三重県鍼灸師会学術研修会で、「臨床におけるエコーの使用例」として、私の普段の臨床を報告させていただく機会をいただきました。
私とエコーの出会いは、2021年東京オリンピックの時に、選手村内のポリクリニックに鍼灸師として勤務していた時がきっかけでした。一緒に勤務していたスポーツドクターの尺骨神経麻痺にエコー下で鍼をさせていただく機会がありました。
鍼がこのように見えるんだ、こんなピンポイントの治療ができるようになるんだ!と興奮した覚えがあります。
そして、エコーを学び始め、現在にいたります。
エコーを導入してさまざまな症例を経験させていただきました。
3D解剖に触れ、今までの自分の人体解剖学の浅さも痛感をしました。
治療前の評価やリスクマネージメントをしっかりと行い、
疾患や病態把握をしっかりと行い、
3D解剖を軸に、エコー下触診、エコー下鍼治療で精度の高い治療を行う
そして、地域の医療機関と連携をし、鍼灸師としての役割を果たす
といった内容で発表させていただきました。
今後確実に鍼灸業界でエコー使用が広まっていくと思います。専門性の高い治療を目指すと共に、後輩たちに負けないように、しっかりと勉強をして、確かな事を伝えていけるよう頑張りたいと思います。
私の拙い発表を聞いていただいたみなさまありがとうございました。
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