2020年の走り初めは、昨年の忍者トレイルに続いて、トレイルランニングに参戦してきました。

伊勢自動車道玉城インターから約30分、南伊勢町役場に到着しました。
人通りの少ない町中に、ウインドブレーカーを着たスタッフの方がたくさん立っていて、道案内をされていました。
受付を済ませて、会場へ、
なにやらかわいらしいマスコットキャラクター発見!
一緒に写真を撮ってもらいました。

南伊勢町のマスコットキャラクター「タイミー」ちゃん。
特産品の鯛の鯛太郎とみかんのミータン がハートの入り江で出逢い、結婚して生ま れたそうな…。
そんなこんなでスタートです。
私の参加したロングコース(24km)は、300名超の参加者で、みなさん装備も本格的でした。
なんちゃってランナーで、地下足袋の私は、いろんな人から声をかけてもらいました。
コースはいきなりの登り坂。
馬山山頂まで、160m程の高度を登ります。当然みなさん徒歩。

ハアハア息を切らせながら、走っていると、絶景が待っていました。馬山山頂です。

リアス式海岸の伊勢湾が一望できるスポットです。
少し息を整えて、走り始めると今度は鳥居が見えてきました。

浅間山山頂へ続く石段です。
ここからが地獄の坂道です…。
傾斜30度はあろうかという急こう配を這うようにして歩いていくと、その先には先の見えない石段が…。
太ももにかかる負担がきつくて、途中、四つん這いで登っていました(笑)。
長~い石段を登りきると急に景色が開け、絶景が現れました。
浅間山山頂です。

ここからは下り。
とことこ走っていくと、エイド(補給所)に着きました。名産品のみかんを頬張りながら、
「ここで何キロ地点ですか?」
と尋ねると、
「5キロくらいですよ」
と衝撃的な返答が… まだ5分の1。
気を取り直して、またとことこ走り始めました。
大広山の周回コースを走り、また先ほどと同じエイドに到着。
そして、しばらく走ると白滝エイドに着きました。
ここでは、スープ各種やチョコレートがありました。
オニオンスープを差し出してくたお姉さん達が天使に見えました。


ここからは、緩ーい登り下りが続く舗装道路。
1月なのに非常に強い日差しで汗がだらだら滴りました。
そして最後の難関、切原峠。
「ここで半分の折り返しだよ~」
応援の声に押されて峠道を登り初めました。
ここもまた急こう配が続きます。そして長い。

前後一緒になったランナー達と
「頑張ろう!」
と声をかけながら、エッチラオッチラくねくね道を登りました。
そして頂上につくと、
「ここからは下り道だぞ!がんばれ~」
標高差300m、得意の下り道を猛スピードで駆け降りました。
この時は、足裏が柔らかい地下足袋が非常に役に立ちました。
私の場合、急な下り道はぴょんぴょん跳ねながら下っています。
滑らないように、転ばないように小走りに降りていくランナーが多い様ですが、膝に負担がかかり、踏ん張るので疲れます。
ぴょんぴょん跳ねると、重力にまかせて飛びおりていくだけなので、体力もいらず、非常に速い。転んだ時のリスクは高そうですが…。
切原峠を下りきり、湿地帯を抜けるとあとは平たんな舗装道路を6kmほど走るとゴールです。


結果は3時間28秒。
もう少し頑張れた気もするし、よくやったという気持ちもあります。
何せ楽しかったです。
帰りは家族と合流して、鳥羽水族館へ。次回が楽しみです!

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