はじめの一歩通信

はじめの一歩通信vol.44~体温と生活リズム~

最近は新型コロナウイルスの影響で検温をする機会が増えています。体温は最も身近な健康バロメーターでもあります。この機会に一度見直してみてはいかがですか?

私たちの平均体温は年齢や性別、体の大きさなどで、変わりますが約36,9℃とされています。

気温や感情変化、性周期、生活習慣などでも変化がありますし、一日の中の変化もあります。

この温度は、体内で栄養をエネルギーに変えるなどの「代謝」と、適切な細胞や酵素の働きにとってバランスのとれた温度とされています。低すぎると代謝がうまく行われませんし、高すぎると体への負担が大きくなってしまいます。

1日の体温変化について

私たちの体には24時間の体温リズム(概日リズム)があります。

早朝に最も低く、徐々に上がりはじめ、午後3時~5時ころにピークに次の日の明け方までゆっくりと下がっていきます。

この体温のリズムにあわせて生活をすることで自律神経のリズムも整い、健康な日々が過ごせると考えます。

最低体温の早朝に起床し、朝日を浴びながらゆったりとした朝の時間を過ごし、しっかりと朝食を食べて活動を開始し、徐々に体温を上げながら夕方を迎えます。エアコンの中でデスクワークをして体温が上がっていない方は夕方に運動をするのがいいでしょう。

そして6時くらいから食事、入浴を済ませ、食後3時間くらいで就寝するのがベストなタイミングではないでしょうか?夜の時間のテレビやスマホはほどほどに。脳が興奮して体温が上がってしまいます。

私たちの体内時計は24~25時間といわれています。

朝日(日が昇ってから1~2時間)を浴びることで体内時計がリセットされ動きはじめます。お寝坊をすると、体内時計が狂い、夕方にくる体温のピークが夜にずれこみ、睡眠障害の原因にもなりますので、睡眠の質が気になる方は特に早起きを心がけましょう。

私自身も大体9時に寝て4時過ぎに起きる生活を続けていますが、この時間帯に変えてからずいぶんと手足が暖かくなり、体調も良くなりました。

子どもの低体温について

近頃35℃台や36℃前半の低体温の子供たちが増えているそうです。

落ち着きがなかったり、活動性が低く、ちょっとした事でカーっとなる傾向にあるようです。

調査によると、運動不足や睡眠時間の異常、朝食を食べない、エアコンの使い過ぎやテレビゲームなどの時間が多いなどが理由にあげられています。

生活リズムの乱れが自律神経に影響を及ぼし、体温の異常に現れ、身体・精神活動への影響がでているものと思われます。

お子様の様子が気になる方は、検温をし、睡眠・運動・食事を見直してみてはいかがでしょうか?

10時間程度の睡眠確保(大人だと7時間程度)、体温のピークがくる午後3時~5時にしっかりと体を動かす、規則正しい食事などに気をつけましょう。

ストレスによる高体温について

「風邪のような症状はないが微熱がずっと続く」という方が時々いらっしゃいます。

炎症を伴う疾患(感染症、自己免疫疾患、悪性腫瘍など)や甲状腺機能亢進など、病院で検査をしても異常はなく、解熱剤も効果がない場合はストレスによる発熱が疑われます。

仕事、介護、子育て、生活環境など、長期にわたるストレスが続くと、交感神経の高ぶりで脳が興奮して発熱につながります。

体温が高いということは、エネルギーをたくさん使っているので疲れやすく、普段なにげなくやっている事でも大変な労力を伴います。

まずはストレスの原因を特定して対処できる場合は対処をし、できない場合は生活リズムや習慣をできるだけ自然なもの、スローペースにし、その上で、お医者さんや鍼灸院などに相談してはいかがでしょうか?

冷えについて

これから冬にかけて気になる冷え。以外にも体温との相関性が低いようです。

普通の人が寒くない温度でも手足やお腹、背中などに冷えを感じる「冷え症」ですが、いくつかのタイプがあり、筋肉量や ホルモンや自律神経、生活習慣など原因も対策も様々です。

衣服や住環境、生活時間、ストレス対策、睡眠、食事、運動などの生活習慣の見直しを基本として、体質改善、対策を行いましょう。

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