アレルギー・過敏症

はじめの一歩通信Vol18~見えない環境汚染電磁波~

はじめの一歩通信Vol18。

今回は、知っているようで知らない電磁波のおはなしです。cccb

私たちの日常生活に電気が登場する様になって百数十年。照明、通信、交通、調理など、電気無しでは生活が成り立たない社会となりました。

しかし、便利さの裏側では、電気製品等から発する「電磁波」による健康被害の報告が増えています。

電磁波とは?

 そもそも電磁波とは、電化製品などから放出される「電波」以外に、放射線である「X線」「ガンマ線」や、太陽光にも含まれる「紫外線」「可視光線」などの総称です。

私達人体も電気信号で動いているので体内でも電磁波は発生しています。

外的な電磁波の中には、私たちの体にとって、有益な働きをする電磁波も含まれていますが、過ぎたるは及ばざるが如し。多量に浴びると健康被害の可能性があるのです。

体への影響

 世界各地から電磁波による様々な健康被害が報告されています。めまい・頭痛・うつ・動悸などの体調不良や、不妊・ガン・認知症など、様々な疾患との関連が指摘されています。

距離と時間

私が小さい頃、「テレビは3メートル離れて1日1時間まで!」と親によく叱られました。

距離を取るほどに電磁波の影響は受けにくくなります。

また、連続して浴び続ける、長年に渡って浴び続ける事も大きなリスクと言えるでしょう。

  • 携帯電話→影響を受けやすい脳の非常に近くで、高い周波数の電磁波を出すので危険です。
  • 電気毛布や電気コタツ→非常に密着度が高いので注意が必要です。
  • テレビやパソコン→どんどん大型化するテレビ、高性能化するパソコンは強い電磁波を放出しています。

まだまだありますが、電磁波を発生させる電化製品などから適度な距離を取り、時間を短くする事が上手く付き合うコツと言えるでしょう。

 実は、電磁波の健康への影響は、科学的には解明されていない事が多く、国や企業も対策には消極的な現状です。しかし、環境問題に敏感なヨーロッパの国々では、電磁波への規制が非常に厳しく、特に影響を受けやすい小児への対策が進んでいます。

 電磁波の健康被害は時には「電磁波過敏症」といった病気を発症し、電化製品が使えなくなったり、電波(携帯電話・Wi-Fiなど)が届く環境では体に不調が起こったりと、普通の日常生活が送れなくなる危険性をはらんでいます。

「電磁波が体に害をもたらす」

といった話をすると、半数以上の方は、

「まさかそんな??」といった反応をされます。

それもそのはず、私たちは生まれてから、日々電磁波に囲まれて生活をし、それによる影響は感じずにいるからでしょう。

科学的には解明されていないとはいえ、年々私達が浴びる電磁波の量は増えています。

農薬、食品添加物、薬品など、今では当たり前のように規制がありますが、昔は「害は認められない」と言われていた時代がありました。

時代と共に、公害、環境汚染は品を変え形を変えていきます。

「君子危うきに近寄らず」

の姿勢で、懐疑的な方も生活環境を見なおしてみてはいかがでしょうか?

電磁波の影響を避けるには?

  • 電磁波は基本的に「距離」と「時間」に影響されるようです。
  • 電磁波を発生させる電化製品やに近づき過ぎない。
  • ポケットに携帯電話を入れない
  • 電話をする時はスピーカーかイヤホンを使う
  • 枕元に電話機を置かない
  • ワイファイのよりも有線のインターネット環境を
  • 携帯電話基地局、高圧線、変電所など、強い電磁波を発生させる場所を把握する
  • 日常でしっかりと運動をして内的な電磁環境を整え、外的な電磁波に影響されない体を作る
  • 長時間のパソコンやテレビを避ける

最近では高額な電磁波対策グッズが販売されていますが、効果の無いものが非常に多いようです。

無駄な出費をする前に出来ることからはじめて見ませんか?

 

 

 

 

URL
TBURL

記事へのコメント

*
*
* (公開されません)

FACEBOOKでのコメント

  • 最近の投稿
  • カテゴリー別
  • アーカイブ

営業カレンダー

当院は予約制です。
研修会や、出張などで不在のこともあります。
事前にご連絡の上、お越しください。

友だち追加
Return Top