はじめの一歩通信

はじめの一歩通信vol.19〜「汗活」良い汗かいて夏を乗り切ろう!〜

夏真っ盛り。暑い日が続きます。ase

みなさん、良い汗をかいていますか?

「暑いところにいても、全然汗をかかない」

「外に出ると玉のような汗が吹き出てくる」

「ジト~とベタベタした汗がでる」様々な声を聞きます。

 本来、健康的な汗というのは、サラサラして、出てもすぐに乾くものです。

汗が出なかったり、ベタベタした汗ばかりかく人は、汗腺の機能が低下して、代謝能や体温調節能が低下している状態にあるかもしれません。

汗をかかない

 エアコンで温度が調整された空間に慣れていたり、運動不足で汗をかく習慣がないと、汗腺や外気温の感知機能が衰えて、汗をかくべき時にかけなくなり、カラダに熱がこもってのぼせたり、めまいや内臓に負担をかけることにも繋がります。

また、汗がかけないカラダでは、代謝機能を落として汗をかかなくてもいい状態で保とうとするようになり、冷え症や太りやすい、疲れやすいなどの問題が起こります。

ベタベタの汗

 ベタベタした汗の原因は、汗腺の機能低下により、本来再吸収されるはずのミネラル分が汗に混じって出てくる事によりおこります。

ベタベタ汗は乾きにくく、上手くカラダを冷やす事ができません。

また、カラダに必要なミネラルが体外に出てしまうので、エネルギー不足になり、体力の低下や夏バテを起こしやすくなるのです。

ドッと吹き出る大汗

 健康なカラダは、体温の上昇に応じて少しづつ汗を出し、体温の調整をしています。

しかし、エアコンでカラダを冷やしすぎたり、汗腺の衰えで汗がかきにくくなると、体内に熱がこもり、脳が危険を察知して一度に大量の汗を出してカラダを冷まそうとします。

この大汗により、体内のミネラルや水分は不足し、血液がドロドロ状態になりめまいや倦怠感、時には脳卒中や心筋梗塞などを招く危険性があります。

汗をかきやすいカラダを作る「汗活」

 上手に汗をかくカラダを作るには、生活習慣の改善と、運動が効果的です。

  • 汗ばむ程度のウォーキングや自転車こぎ、ストレッチなどの運動。
  • ぬるま湯やサウナで発汗を促す。
  • 乾布摩擦やお灸で皮膚を刺激する。
  • エアコン温度は高めで設定。職場などでは、足首や腹、首を冷やさないように。
  • 冷たい飲み物を避ける。大豆製品を積極的に摂る。

この暑い季節にしっかりと良い汗をかき、健康な皮膚、汗腺を作る事が冬の冷え症の対策にも繋がります。

毎日の「汗活」で暑い夏を乗り切りましょう!

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