運動器疾患の治療に大きな効果を出せるグラストンテクニックは一鍼灸院でも使用頻度の高い治療方法です。
6種類のインスツルメント(治療器具)を部位に応じて使用しています。
屋外でのスポーツ大会や、イベントなどにも持ち出し使っており、布製の専用ケースで持ち運びをしていました。
しかし現場での使用には不都合が多く、なにか良い方法はないかと思案していました。
そんな中、昨年の淀川マラソンでランナーサポートでご一緒させて頂いた大分中央カイロプラクティックの安藤先生がジュラルミンケースでグラストンケースを作っていて、参考にさせて頂くことにしました。
ケースは家にあったアタッシュケースを使うことにしました。
カチャッと開けるとゴルゴ13のライフルが入っている…。
そんな格好の良いケースにしたいと思い、材料集めにホームセンターへ向かいました。
イメージでは、発泡ウレタンをくり抜いてアタッシュケースにはめ込む予定でしたが、発泡ウレタンのサイズがアタッシュケースよりも小さい為に断念。
何かないかな~とブラブラ歩いていると子供部屋等に使うコルクマットがありました。
サイズも大きく安い!
発泡ウレタン5mm厚は一枚1500円位
コルクマットは4枚組で700円位。
サイズも厚みも弾力性も良いのでこれで決まりです。
ちょっと安っぽいのですが、塗装すれば高級感を出せる予定でした。
マットをカットする発泡スチロールカッターも購入して作業開始!
まずはマットに器具の型取り。
そして発泡スチロールカッターでくり抜いて行きました。
最初は中々上手く行かず、切断面がギザギザになったり、曲がったりしましたが、カッターの電熱線の角度をマットに対して斜めにするとキレイに切れることを発見し作業がはかどりました。
カットが終わると次は塗装。
コルク面を木工用ニスで塗装していきました。
しかしここで誤算が…。
この日は日曜日。娘の子守をしながらの作業だったのですが娘が乱入してきて途中までキレイに塗れていたニスがムラになりました(泣)。
妻は「これでいいんじゃない」
と慰めてくれましたが、ゴルゴ13のライフルケースを目指す私としては納得が行かず他の方法を考える事に。
次に思いついたのが布でカバーを作ること。
早速生地を買いに行くと、目に止まったのはビニールレザーの生地。
格好いい~♡
即、購入してムラになった哀れなコルクマットに貼り付けました。
器具をはめ込めるように切り込みを入れたり、周囲を養生したり…。
そして、完成!!
イメージ通りの、いえ、
イメージ以上の格好の良いケースになりました。
まだこのケ-スを使う予定はないのですが、その日が来るのを楽しみにワクワクしています。
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