先日、更新手続きを進めていた全日本鍼灸学会から認定証が送られてきました。
全日本鍼灸学会は、学術面から日本鍼灸を支える団体で、鍼灸師だけでなく医師、歯科医師、研究者などが加盟しています。
各地で行われる学術研修会を主催したりエビデンス構築のための研究を行ったり、国際間の鍼灸医学の方向性を議論したりと、様々な活動があります。
現在、鍼灸は国民の皆様に受け入れられ、医学として一定の地位を築いていますが、その裏には学会を始め、たくさんの研究者、教育者が学術水準を高めてきたからに他なりません。
私も学会員となって10年。
認定を取得して5年が経ちました。
個人としては大した実績はありませんが、開業鍼灸師の立場からこの学会を支え、鍼灸医学の発展に寄与していきたいと思っています。
毎年4000人程の新人が入ってくる鍼灸業界ですが、学会員は僅か5000人程度。
学会認定取得者は数百人に留まっています。
もっと沢山の鍼灸師が学術団体である全日本鍼灸学会に参画し、自分自身の知識の取得はもちろんですが、名簿に名を連ねる事で組織力を上げ、国内的にも国際的にも日本鍼灸の地位の底上げを図ることが重要だと思っています。
その事が自身の生活を豊かにする王道だと思うのですが…。
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