RUN伴とは認知症の当事者や家族、支援者などがリレーをしながら、北は北海道から南は沖縄までタスキを繋ぐイベントです。
認知症の人が暮らしやすい地域づくりを提案するこのイベントは2011年から開催され、最初は北海道だけだったのが支援の輪が広がり、沖縄まで。今年は海外進出もするそうです。
私も存在は数年前から知っており、認知症の方とも関わりがある職業ですので関心をもって見ていましたが、今年はランナーとして参加してみました。
赤目市民センターを出発していくつかの施設を巡り、名張の湯、市役所へ。
走ったり、手を振ったり、認知症の方と交流したり。
短い距離、時間でどんなお役に立てたのかは分かりませんが、「タスキを繋ぐ」という事、「そこに関わる」事が重要なのかなと思います。
まずは自分が理解する。
関心をもって見守る。
できる範囲で関わっていく。
今月の鍼灸業界の月刊誌「医道の日本」でも認知症の特集が組まれていました。
これから益々増えるであろう認知症人口の対し、地域の一人として、鍼灸師としてどう向き合い関わって行くかを考えた半日でした。
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