テニス部に所属する学生の症例です。
来院の前日の練習で、サーブを打とうと構えた時、隣のコートから飛んで来たボールを察知し、仰け反って避ける動きをしました。その瞬間に腰部の違和感を感じ、徐々に立つのがつらくなり、這う様にして宿舎に戻りました。
翌日、部活のコーチの紹介で来院したときは、何とか自分で来院出来るまでに回復をしていましたが、体重をかけたり、腰を前後に曲げると「ビーン」という痛みが出る状態でした。
検査の結果、単純な腰部の捻挫でした。
腰椎の関節可動域を改善する治療をした所、腰部をどの方向に動かしても、飛び跳ねても痛みは感じず、治癒としました。
毎度の事ですが、学生さんのカラダの回復力には驚かされます。
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