理事としてお仕事をさせて頂いている鍼灸師会の広報誌が完成しました。
一般の方に、いかに鍼灸を身近に感じてもらえるかを考えながら作成していますが、いつも非常に苦労します。
今回は、会員の先生方にもご協力を頂き、普段鍼灸を利用されている方からアンケートを頂きました。

- 鍼灸との出会い
- 受ける前後のイメージ
- 自分にとっての鍼灸とは?
アンケートを読ませて頂くと、自分自身の治療へのフィードバックとなる良いこと、改善すべき課題などが見えてきて面白かったです。
他の先生方のも読ませて頂くと、アンケートから、治療者の人柄や患者さんとの関係性がにじみ出てくるのを感じます。
巻頭に掲載させて頂いた、三重大学附属病院の松原先生の記事にもありますが、我々鍼灸師が治療技術と共に(以上に?)必要な技術に、患者さんの苦痛を受け止めるコミュニケーション能力があり、みなさんしっかりと実践されているのだと感じました。

100人の鍼灸師がいれば100通りの鍼灸術があり、1人の鍼灸師でも、それぞれの患者さんに違う治療、関わり方をしています。
人が人を診る、人と関わる医療であるからには当然の事だと思います。
医療業界の中で、私達鍼灸師にしかできない役割にもっと光をあて、世間一般からも、そして、私達鍼灸師自身も認識を深められるよう、今後も広報活動に精進したいと思います。
今回アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

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