はじめの一歩通信

はじめの一歩通信vol.42~ぶら下がろう!〜

一昔前に大ブームとなったぶら下がり健康器。今やスーツやコートがぶら下がっているとういうお家も多いのではないでしょうか?

「ぶら下がってみたけどしんどいだけで効果が感じられなかった」

「健康とは逆に、いろんな所が痛くなった」

という方もいるかもしれません。

ぶら下がるという簡単な運動ですが、どんな事に効果があるのでしょうか?

姿勢の改善

現代の生活では、とかく前傾姿勢が多く、背中が丸くなったり、お尻が落ちたり(sway back)で、姿勢の崩れから様々な痛みや不調を感じやすい人が多いと思われます。

ぶら下がるという動きの中では、胸やワキ、背中の筋肉を使用します。

これらの筋肉は、肩甲骨を正しい位置に安定させ、腰や背中を伸ばす上で非常に大事なのですが、現代の生活では使われる事が少なく、退化しやすくなっています。

また、ぶら下がっている間は、体幹の深部筋が意識されることで、正しい腰の位置や呼吸が身に付きやすいと思われます。

ぶら下がる事でこれらの筋肉が使われる事となり、姿勢の改善に繋がるでしょう。

筋力アップ

あなたの握力はどれくらいですか?

50才男性平均は45㎏、女性は28㎏とされています。

瓶やペットボトルを開ける時はもちろん、包丁を握ったり、カバンを持ったりするときでも、握力が弱いと他の筋肉が代償的な働きをして、疲れやすくなります。

握力は全身の筋力や健康との相関関係が高いともされている指標です。

ぶら下がる時の手の位置にもよりますが、握力や腕、肩周囲の筋力トレーニングにも良い方法と言えるでしょう。

呼吸改善

姿勢が悪かったり、運動量が低下している人は、呼吸も浅く、酸素がうまく取り込めていない方が多いようです。

ぶら下がっている時は、肋骨が持ち上がり、体幹深部の筋肉がストレッチされる事から、深い呼吸がしやすい環境と言えるでしょう。

筋力に余裕がでてきたら、ぶら下がるだけでリラックスできる時間となると思います。

まずはぶら下がろう!

あれこれ考えると動けなくなるのですが、まずはぶら下がれる所を探してor作ってぶら下がってみましょう。

最初は5秒でも10秒でもOKです。足がついていてももちろん大丈夫。

こんなぶら下がり方があります

ぶら下がるといってもなかなかご自宅などでぶら下がる場所を探すのは難しいのでは?

天井や梁などに器具を取り付けられる家は簡単なのですが、そうでない家では工夫が必要です。

廊下に突っ張り棒式の懸垂バーを設置してみたり、ドアの間口につけられる懸垂バーなど、環境に応じて色々選べます。

どうしたらいいかわからない方はご相談ください。

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