今まで何度かトイレの改装をしてきましたが、今回は少し大掛かり。
天井・壁・床・ライトと全てをリノベーションしました。
今のままでも使用上の問題は無かったのですが、隙間風が多く、冬は患者さんに寒い思いをして用を足して頂かなくてはいけません。
また、元々2部屋だったのを1部屋にした時にできた段差が気になっていたり、壁に漆喰を塗って匂いを押さえたいなどの願望が以前からありました。
今回は、
- 天井の張替え
- ライトの交換
- 壁の漆喰
- 腰板張り
- 床の張替え
- タンクの目隠し
- 棚の設置
となかなか大掛かり。丸2日かかりました。
天井張替え
元々の天井は薄い板が重ね張りしてあり、隙間がたくさんありました。
匂いが抜けていいかな~なんて勝手に思っていましたが、張り替える事にしました。
天井サイズは180×85cm。ちょうどコンパネ一枚分のサイズです。
完全な四角ではなく、壁もカーブしているので切り抜きに苦労しながらちょうど収まるサイズに切り取り、はめ込みました。
換気扇とダウンライトの穴も空けてあります。
元々の梁にビスで固定し、ビス穴をパテで埋めてから白い壁紙を貼りました。
後は、ライトと換気扇の配線をして終了です。
タンクの目隠し
タンクに壁紙を貼り、タンクの上部と、給水管の上に棚をつけました。
本来は、タンクの前に壁を作って、完全にタンクを隠してしまいたかったのですが、諸事情があり、今回は簡単な方法での作業となりました。
まずはタンクに繋がる吸水管の延長です。このままでは、給水管の収まりが悪く、どうしても見える所に管が出てしまいます。
ホームセンターでL字エルボーと延長用のフレキホースなどを買ってきて延長し、壁に沿わせました。
次に壁紙をカットし、裏に糊を塗り、15分程度置いて馴染ませます。
タンクの余計な部品を外して刷毛で貼り付けました。
タンクの後ろの壁も同じ柄の壁紙を張り完成。
そして、タンクの上と、給水管の上に板を渡し、目隠し兼棚を作りました。
漆喰塗り
次は壁の漆喰塗り。
通常は、下地のアク止や段差調整をするのですが、前回のリフォームの時に下地を作って、ペンキを塗ってあるので、今回は漆喰を塗るだけです。
手で漆喰をこねていた時はダマができたり、粘度が安定しなかったりで時間がかかっていましたが、ドリルの先につける撹拌機を使い始めてから作業が非常に捗るようになりました。
慣れたもので、約30分で塗り終わりました。
腰板貼り
本来は、一番下まで漆喰にしてしまおうと思っていたのですが、全体のバランスを考えて腰板を張ることにしました。
杉板を80cmでカットして打ち付けました。
真ん中に柱があり、柱の左右の高さが違うので揃えるのが苦労しました。
床張り
次は床張りです。
まずは5cm程度ある段差を平らにするために、10mmコンパネでスロープを作りました。
コンパネの両端は斜めカットでできるだけ段差を無くしています。
そしてクッションフロアを貼りました。古いクッションフロアははがさずに上から重ね貼りです。
まずはある程度フローリングシートのサイズを測ってカットしておきます。
そしてたっぷりボンドをつけて、へらで均して10分程馴染ませます。
あとはカットしていたシートを敷いて、上から刷毛やローラーでしっかりと圧着して完了です!
養生
最後は床や天井の壁との境目の隙間を隠す目板を入れて完成です。
一応完成しましたが、ペーパーホルダーや便器のふたなども、この空間に馴染むように時間をみつけて工夫したいと思います。
改装をして、一番の満足は、気密性が増して寒さがましになった事。
とりあえずは満足です。
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