年の瀬も迫ってきました。
一鍼灸院では今日の午後、門松作りをしました。
年神さまを迎え入れる目印として昔からこの時期になると建てられる門松ですが、最近はめっきりと見ることも少なくなりました。
まずは材料を揃えます。
午前の診療前に、山に行き、松と竹を伐り出してきました。
松は雄の松と雌の松があります。
ご存じですか?
左が雌松、右が雄松。
山に行くと上に向かってツンツン立ってるのが雄で、横にぶわーっと広がっているのが雌です。
うんちくはさておき…。
他にも、葉ボタン、南天は近所から頂いてきました。
あとは、鉢になる漬物用の樽や縛る麻縄など。
まずは、竹を斜めに切ります。
のこぎりで切るのですが、普通に切るとささくれるので、下から上に切るようにするのがポイントです。
今回は90cmの高さにしました。
そして、漬物樽の周りに割った竹を巻いて行きます。
これが中々難しいのです。
30本位の竹を巻くのですが、並べて紐を縛っても、ぽろぽろと竹が抜け落ちたり、紐が滑って外れてしまったり…。
なんとか縛り終えると今度は飾り付けです。
僕は門松の正式な飾り方は知らないのですが、近所の奥様方がお手伝いして下さいました。
さすが!
そして出来上がり!
街はクリスマス前でイルミネーションで賑やかですが、一鍼灸院にはこれがいい。
近所の画家さんが松の間に何かを差し込んでいるので覗いてみると
ひょうたん人形。
これで神様も迷うことなく降りてこれる事でしょう。
お正月を迎える行事はまだまだ続きます…。
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