研修会・学術資料

NADAプロトコルの耳鍼

アメリカにおいて、依存症や精神疾患、PTSDを持つ患者さんに有効な耳への鍼治療が注目されていて、以前から私もどんな手法でするのか気になっていました。

今回たまたまご縁があって、ニューヨークで鍼灸クリニックを開業されていた角谷智子先生の講義を受けることができました。

この鍼治療は、NADA(The National Acupuncture Detoxification Assiciation)によって確立された手法で、簡単で短時間で沢山の方の治療が行えることから、難民キャンプや被災地などで有効な方法として広まっています。

一般クリニックでも、依存症(薬物、アルコール、タバコ)、精神障害、PTSD、ストレス、不眠、鎮静などに有効とされ、他の治療方法と併用して使われているそうです。

誰でも、同じ治療が行えるよう、手法や理論はいたってシンプル。

「この講義が終わる頃にはみなさんもNADAのスペシャリストですよ~」

角谷先生がおっしゃっていました。

通常、耳鍼といえば日本で有名なのが、フランスの医師ノジェ博士の手法や中国式が有名ですが、使うツボも多く、理論も複雑です。

ところがNADA方式で使うポイントはたった5つです。

交感神経、神門、腎、肝、肺

慣れれば数十秒で刺鍼が完了し、あとは、座ったり寝たり好きなように時間を過ごしてもらうだけ。

アメリカの臨床現場では、自分で鍼を抜いて、消毒をして帰って行かれるそうです。

受講生同士で練習をし、鍼をしたまま講義を受けていると、耳周囲がカーっと熱くなってきました。

大多数を短時間で施術する場合はこのように行いますが、自身のクリニックではこれがメインでなく、角谷先生の様々な経験をお話頂きました。

  • アメリカの保険事情
  • 様座な臨床体験、治療方法
  • 患者さんのお国柄の特徴
  • アメリカの鍼灸制度

などなど、非常にユニークなお話をして頂けました。

明日からの臨床のヒントとしたいと思います。

会場の兵庫鍼灸専門学校(兵庫県鍼灸会館)は中央区山本通り、北野坂の中程にあり、近くはおしゃれなカフェやブティックが立ち並ぶ好立地。

お墓と葬儀会場の間の学校出身の私としては非常に羨ましい環境でした。(笑)

 

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