本日のミッション・・・・「栗拾い」
今日は日曜日。秋晴れの気持ちの良い日です。
先日、膝と腰の痛みで来院された年配の患者さん(88歳)のお話です。
「今までずっとやってきた畑仕事だが、腰と膝が痛くてできない。畑の前を通るたびに草が伸びていて悲しい気持ちになる」
非常に頑丈なカラダをお持ちの方なのですが、膝の変形と腰の痛みで、歩くのもままならない状態でした。
何度か治療をして、大分楽に歩けるようになったのですが、畑仕事をするのはまだ無理がありました。しかし本人はやりたくてたまらない様子です。
実は私も畑仕事は大好きで、以前、四日市で勤めていた頃は、仕事が終わると院長先生と畑で草を引いたり、果樹の剪定をするのを楽しんでいました。
私自身がやりたいのと、一度この患者さんの生活環境を確認したい気持ちが重なり、今日はお手伝いに行ってきました。
今日は草むしりかと思いきや,栗拾い。小学校以来でした。
たわわに実った栗! 下草を刈り取り、棒でたたき落としました。
棒を一振りすると栗の実がバラバラと十数個落ちて来ます。
爽快爽快! あまり調子に乗りすぎて、栗の実が飛んできて顔面直撃。 痛・・・・。
大豊作で2本の栗の木から大きなカゴ3つ分のくりの実が収穫できました。
いつも思う事ですが、この患者さんの様に、常に農や自然と関わっている人の時間の流れはゆるやかで、本当に良い笑顔をされています。
自然と関わって生きていく事は、時には厳しいい事もありますが、本当に豊かな生き方なのだと改めて感じた日曜日の午後でした。
ありがとうございました。
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