今回の休診日は、静岡県は浜名湖の近く、袋井市にて酵素温浴の体験をしてきました。
酵素温浴とは、おが屑や、米ぬかに植物性の酵素を混ぜ、50~60℃程度に発酵させた中に入る温熱療法です。
お湯につかる温泉と違い、おが屑や米ぬかを使いますので、皮膚への水圧が掛からない為に、汗腺が開きやすく、疲れないのが特徴です。
いざ入浴!
酵素浴では、多量の汗を吸収したり、おが屑のチクチク感から皮膚を守るために、専用の服を着用します。
わくわくしています(笑)。
今回お邪魔した施設は、7人が一斉に入れる大きな施設ですが、お休みの日に無理を言ってお願いしたので貸し切りです。
砂場のような酵素風呂。
手を入れるとほのかに蒸気が立ち昇り、しっとりと温かい。
まずはうつ伏せに寝て、埋めて貰います。
完全に埋まってしまって、少し恐い風景ですが…。
酵素風呂の匂いは例えてみれば少年の頃に夢中になったカブトムシの匂い。
土に還りそうな葉っぱの匂いがしました。癒される~。
10月も終わりの寒い時期に、朝から裸でサーフィンをして、冷え切った私の体が徐々に温まってきました。
20分くらい経過して、こんどは仰向けに。
少しずつ汗が出て来ました。
結局、35分間の入浴をし、シャワー室へ。
着替え終わって外に出ると、急に汗が噴き出てきました。
上から下まで再びぐっしょり。
この施設は、17年前に始めて、沢山の方に温熱療法を提供して来られました。
酵素へのこだわり、利用者への配慮など、沢山のお話が伺えました。
こんな施設が名張にもあれば、鍼灸治療との相乗効果で、もっと臨床成績があがるはず。
腰痛、肩コリ、不眠、冷え症、不妊、うつ、リウマチなどなど、沢山の方に有効だと思います。
みなさんも機会があればお試しください。
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