記録的な豪雨に見舞われ、平成最悪の豪雨災害に見舞われた西日本の各地。
復興に向け、現地の方を始め、沢山のボランティアが活動しています。
わたしたち鍼灸師会も、倉敷市から依頼を受け、被災者支援に乗り出してます。
現地に向かおうと決めた時からの準備や手続きについて、自分の忘備録も兼ねて記しますので、情報を探している方は参考にしてください。
受け入れ団体の確認・申込み
現地でどんな活動をするかは出発前に決めておいて、受け入れ団体の了承を得ておかないと迷惑になりかねません。
災害が起こると、当該地域でボランティアセンターが立ち上がり、災害ボランティアを募集します。HPなどから参加条件や活動内容、参加方法などを確認して申し込んでください。
私の場合は、日本鍼灸師会・岡山県鍼灸師会からの要請がありましたので、そちらから申し込みをしました。
ボランティア登録・ボランティア保険加入
災害ボランティア活動には危険がつきものです。
現地での活動中だけでなく、向かう道中での怪我や事故、また誤って物品を破損させたり怪我をさせたりした時にも有効です。
他人の迷惑をかける場合もありますので、必ず加入しましょう。
お近くの社協ヘ印鑑を持って行けば、300~600円程度で加入できます。
また、ボランティア保険加入には、ボランティア登録が必要で、こちらも社会福祉協議会で加入ができます。
併せて20分程度で申込みが完了しました。
災害派遣等従事車両証明書申請について
被災地に向かう方法は
- 公共交通機関
- 自家用車
- ボランティアバス
などの方法があります。
それぞれの状況に応じての選択となりますが、私の場合は自家用車で向かうこととなりました。
自宅の名張から倉敷市までの高速料金は往復約10000円。
これにガソリン代や食費云々の経費がかかります。
大規模災害の場合は、被災地への人員や物資輸送にかかる高速道路料金の無料措置があり、申請により適応されます。
私の場合は、岡山県倉敷市真備町での活動です。
- 倉敷市社会福祉協議会(以下社協)のHPより「ボランティア活動確認書」をダウンロードし記入 倉敷市社会福祉協議会ホームページ
- 「ボランティア活動確認書」を倉敷市社協へFAX
- 倉敷市社協よりFAXの返信(今回は20分位で届きました)
- 「災害派遣等従事車両証明の申請書」を倉敷市社協よりダウンロードし記入
- 「ボランティア活動確認書」「災害派遣等従事車両証明の申請書」「自家用車の車検証」「印鑑」を持って市役所へ(名張市の場合は危機管理室)
- 決済が降りたら証明書の発行
という流れでした。
後は、現地のコーディネーターの指示に従い、活動です。
持ち物
災害ボランティアは基本的には自己完結型のボランティアですので、日程、作業に併せて、現地の方たちに迷惑をかけないよう準備をする必要があります。
私の場合は、鍼灸治療がメインで日帰り、現地に治療道具なども揃っており必要ないとの事でしたので、
- 作業着一式(念の為)、着替え
- 水・食料
- 現地スタッフへのお土産
程度の軽装です。
ボランティアの種類や行先によって、準備物は変わってくると思います。
ご参考になれば幸いです。
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