はじめの一歩通信も今回で7号の発行です。
いつも、書きたい事が沢山あって、どれにしようか迷ってしまいます。
今回のテーマはずばり
「体幹」
ずいぶん前からメディアにも取り上げられてきたこのテーマですが、ようやく、市民権を得た感があります。
一鍼灸院にやってくる高校生やスポーツ愛好家の皆さんも、色んなところで教えて貰い、
「体幹(コア)トレーニングは毎日やっています」
という人が増えてきました。
しかし、やりかたを確認してみると、ポーズをまねしているだけで、呼吸法やポジションがばらばらで、体幹トレーニングの目的が明確で無い方がほとんどです。
一鍼灸院での体幹トレーニングは、
1、アライメントの正常化
どれだけ良いトレーニングでも、正しい姿勢と関節の可動域がなければ効果がないばかりか、逆に悪くしてしまう可能性があります。
まずは、正しいポジションが取れる様に、柔軟性やカラダの各パーツの使い方を学習します。
2、スタビライゼーション
正しいポジションがとれるようなカラダに整ったところで、次は
「安定化」です。
呼吸法から始め、目的とする筋肉が最も働くポジションでカラダの安定を図ります。
3、コーディネーション
「安定化」により、重力にたいして正しくカラダを支えられるようになったカラダの
「協調性」を図ります。
自分のカラダを思ったように支え、コントロール出来る様になるのが目的です。
…っと書くと大層なトレーニングのように思えますが、実際は、小学生からアスリート、高齢者まで、誰にでも応用可能なトレーニングです。
体幹のトレーニングにより、
姿勢や美容などの「見た目」
運動能力向上や生活のしやすさなどの「機能」
痛みや変形を未然に防ぐ「予防」
の効果があります。
興味のある方は、お問い合わせ下さい。
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